季節の変わり目にさまざまな生き物の被害相談が増えてきます。
その一つにネズミの被害があります。
数十種類いるネズミの中で人間の生活空間に入り込む家ネズミは3種類です。
ハツカネズミ、クマネズミ、ドブネズミの御三家。
鳥獣対策所の管轄エリアで多いのが7割がクマネズミ、3割がハツカネズミのご相談です。
外が寒くなるこの季節に「暖」を求めるのは人間だけではないんですね。
暖かさのある人の家が、より狙われやすいのがこの季節なのです。
特に厄介なのがクマネズミです。
頭が良く、機動力があり、警戒心が強い種であるため解決するまで時間と手間が
多く掛かります。
帰巣本能が強いのも難です。
機動力がある
・低い位置からの侵入だけではなく外壁や竪樋などから2階屋根まで簡単に登り上が
ることができます。
・モグラのように土を掘り家屋床下から侵入することもあります。
・木材、紙材、配線、壁などを齧り侵入ルートを自ら作ります。
頭が良く、警戒心が強い
・人の気配があると出てこない
・毒餌や粘着トラップなど警戒して寄り付かない
また粘着トラップを飛び越えたり、咥えて移動させることもある
・人目の付きにくい時間帯に部屋に入り込む
・安全認識している同じルートを通ることが多い
ネズミの被害
・ダニやノミなどをまき散らす。
・菌やウィルスなどの汚染。
・フン、尿などの汚染。
・齧りによる物の破損、配線などの断線。
・巣になる断熱材の汚染。
・走りや齧りによる騒音。
長期的に放置していても良いことなしのネズミ被害。
解決するにも帰巣本能が強く楽ではありません。
プロでも解決に時間と手間がものすごくかかる案件。
それがクマネズミ対策なのです。
自分で対策をとってもなかなか被害が収まらない。
そんな時はご相談下さい。
Comentarios