四季があり風景が変わるように、食べ物に旬があるようにさまざまな生き物にも活動の旬があります。
暖かくなってきた今頃から様々な生き物の活動がより活発になります。
コウモリ(春先~)
春先の暖かくなるころから徐々に活発になり初夏には出産、子育てし夏には数がより増えて
被害が拡大します。
アブラコウモリという種類は人家を主にすみかにする生き物です。
山や洞窟などに巣くうイメージがあると思いますが、この種は瓦の下や壁の隙間、換気口などから建物に侵入し集団で居ついていることが多いのです。
1cmほどの隙間から建物内に侵入します。
メスは集団性があり数百匹居ついていることもあります。
このアブラコウモリは冬眠します。
その冬眠から覚めるのが春先で晩秋まで活動が活発になります。
(3月ごろから11月中旬ごろ)
目立ちやすい被害はフン害、家の中に飛び回る、ガサガサなどの騒音、悪臭など。
6月~7月中旬ごろまで出産、子育て時期で子供がベランダや庭周りに落下していることもあります。
アブラコウモリは大量のフンで気づく方が多いようです。
これから活発になる案件です。
ムカデ、ヤスデ、シロアリ(梅雨の時期)
梅雨の時期をまたぐように被害が拡大しやすいのがムカデ、ヤスデ、シロアリなどです。
短期的に庭周り、玄関先、室内などに集団で湧くことがあります。
それぞれ適した対策が必要です。
ハチ
アシナガバチは5月頃からご相談が増えてきます。
スズメバチは6、7月頃からご相談が増えてきます。
それぞれ夏から初秋にかけて巣の大きさも大きくなり、ハチの数も多くなります。
家周りのあらゆるところに巣を作るので繰り返し飛び回るハチを見かけたら注意が必要です。
代表的な巣作りポイント
軒下、戸袋の中、換気扇フード、壁の中、床下、エアコン室外機、庭木の中など
刺されたら激痛と命の危険もありますので早めに対処下さい。
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