カラスは頭が良いことが知られています。
鳴き方で仲間とのコミュニケーションをとったり、硬い餌を道路に落下させ、車などに轢かせ砕いて食べやすくするなどの事例を耳にすることがあります。
厄介なのは、生ゴミをあさったり食べ散らかしたりすることや家庭菜園や畑などの農作物を獲ったり、小鳥や観賞魚、小動物などのペットをを襲うこともあります。
何かと私たちのくらしにさまざまな悪害を及ぼすことが多くあります。
そんな中、鳥獣対策所でのご相談が多いベスト3は
人を襲ってくる。
石などの硬いものを空から落として車や家、太陽光パネルなどを傷つける。
車や窓などを突いて傷つける。
です。
1【人を襲ってくる】の対策
これは春先から夏の時期に多くなるご相談です。
主な原因は巣作りと関連します。
春先から初夏にかけて巣作を作り始めます。
その後、産卵、子育てでつがいのカラスが巣を護る行動をとります。
巣は電柱、庭木などに巣を作られることも多く、巣に近づいた人間を天敵と認知してしつこく威嚇、攻撃してきます。
頭が良いだけに同じ人の顔を覚え、同じ人を集中して狙ってきます。
これが厄介です。
子が巣立てば攻撃に関しては解決することが多いですが自分たちの生活に支障がでてしまいます。
ご近所や通行人、通学中の子供、犬や猫などのペットなどが攻撃対象が広範囲になることもあります。
どうしても管理敷地内や生活範囲に巣を作られた場合は対処する必要があります。
公園や学校などの敷地内に作られてしまった場合なども緊急を要します。
解決策としては巣を撤去することで解決します。
攻撃性が高く、また鳥獣保護の観点から法令等も絡みますのでいずれにせよプロにご相談下さい。
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